天武天皇の9年（680年）創卑で日田の総鎮守であり古来より開運、安産の神様として崇敬を受けている。境内にある大楠は、生命根源の力である精気や癒しが得られるとして人気のスポット。

神仏混淆(しんぶつこんこう)の形式をそのまま残す由緒ある地蔵尊。願い事なら何でも叶えてくれるという諸願成就に大変ご利益があるとして広く信仰を集め、地元では“高塚さん”の愛称で親しまれている。

三日月の滝にまつわる平安時代の悲恋物語の小松女院と11人の侍女の鎮魂を鎮めるために建てられたとされる嵐山瀧神社。近年、花手水が話題になっている。

宝八幡宮は宝山（標高約816ｍ）の中腹に建ち、奈良時代の718年に創建、全国八幡宮の総本社「宇佐神宮」の分霊を奉じている。宝山には平家の落人がお家再興のために財宝を埋めた山だとの言い伝えが残っている。宝を守る白イノシシの姿を見た者は幸を得ると言い伝えられてきた。社殿近くのイノシシ舎に、白イノシシの家族が暮らしているのが有名。