行ってみたやってみた
あいのせ茶屋 / あまがたに渓谷
紅葉の季節に多くの車で賑わう人気観光スポット
2022.12.21
玖珠郡九重町。「九酔渓」を通り、大分県を代表する有名観光地となった「九重“夢”大吊橋」を横目に車で約10分。「あいのせ茶屋」と「あまがたに渓谷」も紅葉の季節に多くの車で賑わう人気観光スポット。
「紅葉まつり」を開催しているシーズンのど真ん中での取材なので、ちょっとだけ遠慮して平日の午前中にお伺い。先に周辺をぶらりと散策。
辺り一面緑と黄色とオレンジと赤と…。あまりにもきれいな景色すぎる景色の中では、リアリティを感じなくなるのか、紙芝居か絵本を見ているようななんとも不思議な感覚を覚える
景色は逃げないが、早く撮らないといけない気持ちになったので、まずはあまがたに渓谷の取材から。
ワンちゃんを大事に抱えたカップルがいて、なんだかとても雰囲気が良かいお二人だったので、筆者の犬好きも手伝って話しかけてみた。長崎から観光でワンちゃんと泊まれる宿に1泊。周辺を散策していたら偶然見つけたのだとか。紅葉で包まれた渓谷の景色をバックに、写真をパシャパシャ撮る姿に、なんだかほっこりする気分になった。
あいのせ茶屋の取材に移る。
取材に応じてくれたのは店長の梅木さん。
本業は建設業だが、梅木さんは秋になるとここから離れられなくなるくらい忙しいのだとか。
和モダンで昔の田舎の茶屋のような店内では地域のお土産品を扱っていて、見ているだけで楽しい気持ちになる。営業期間は4~11月。30年間紅葉シーズンをメインに営業していて特に紅葉シーズンには多くの人で賑わうが、常連のお客様も多くやってくるので、一年中人の流れが絶えることがないとのこと。
かなり魅力的な施設なので、どこから質問していいのかわからなかったので、ざっくりとあいのせ茶屋について聞いてみた。
「あいのせ茶屋について教えてください」
すると即答。
「あいのせ茶屋の敷地内には湧水があるんです。100円の整備協力金だけいただければいくらでも汲んでもいいので、通年多くの人が水汲みにやって来ます。水がいいので、その水を使って作った出汁を使ったうどんとそばが人気です。あと、最近では甘辛くした地鶏と出汁で作るおにぎりが人気ですね」
突然の質問に感じよく答えてくれた梅木さんのファンになりました。
言われるがままに湧水へ。カエルさんがお出迎えしてくれた。
このエリアは本当に水に恵まれているんだなと実感。
自慢のうどんを食べてみようと店内に戻る。
おすすめの「あいのせうどん」を注文。地鶏と山菜、ごぼう天、椎茸、人参と、なかなか街中じゃお目にかかれない身体に良さそうなトッピング。
お姉さま方の手間暇かかった愛情たっぷりのうどんが登場!
食べてみる…。
これは旨い!
もちろんお姉さま方の調理の腕はあるのだろうが、水の良さで汁も旨すぎる。
食事を終えたタイミングで隣に賑やかな団体さんが。聞くと福岡からのお客様。男1人に女3人のグループ。みなさんうどんとそばを注文されていたので、うどんについて話をしてると、さすが最近うどんをゲキ押ししている福岡県。ごぼう天肉うどんの話で盛り上がる…。
つづいて地鶏おにぎりの話に。
ダンスをしているというひと際スラリときれいなお姉さまに食レポをしてもらった。
はい、カット。
動画用ではなく、本当に美味しいと食べてくれていて、勝手に大分代表気分でちょっと嬉しい。ご協力ありがとうございました。
取材の中で、梅木さんがあまがたに渓谷の下がすごくきれいだからいつか何かやりたいと
言っていたのが気になっていて、最後に、特別に許可をもらって降りてみた。
まさに
剝き出しの自然。
夏にこんなとこで川に足を突っ込んでラムネとか飲んでいたら最高だろうなと妄想。これは早く何かやって欲しい。
【あいのせ茶屋】
http://ainose-chaya.com/