2025.02.25

大分県と福岡県の県境、ゆったりのんびり、風景もグルメも文化も温泉も楽しめる大鶴・夜明地区

大分県と福岡県の県境、日田市の夜明地区、大鶴地区に行ってみた！

JR日田彦山線（BRT）と久大本線が交わる夜明駅。

駅前に新たに設置されたシェアサイクル「COGICOGI（コギコギ）」を使って巡ってみる。

まずは国道211号線を北上。

道沿いには田園風景が広がり、季節折々の風景が楽しめる。

自転車を漕ぐこと約30分。「しゃも屋　凛」は昨年まで日田市東有田地区から移転してきた地どり「豊のしゃも」を味わえるお店。

古民家を改装したアットホームな雰囲気で味わう「豊のしゃも」は炭火焼きでも、

ハンバーグでも、親子丼でもそれぞれに滋味深い。

新鮮なお肉だからこその歯ごたえと旨味。

お腹がいっぱいになったところで、次の目的地は自転車で10分程度の「清渓文庫（せいけいぶんこ）」。
日本銀行総裁や大蔵大臣を歴任した「井上準之助」の生家である。

この日は井上家7代目で井上酒造代表の井上百合さんに清渓文庫の案内をしていただいた。
志半ばで凶弾に倒れた井上準之助だが、日本で初めてのゴルフ倶楽部を創立したほどの粋人。愛用のゴルフクラブなどの展示も。

帰郷の折に寛いだ部屋は、当時のままの調度品が、当時のままの配置にある。

平日であれば、隣接の井上酒造にて銘酒の購入もできる。

大分・日田から世界に羽ばたいた井上準之助の遺徳を偲んだあとは、「夜明薬湯温泉」に！

「清渓文庫」から自転車で約20分。国道211号線を南下し、夜明大橋を渡ってすぐ。

天然自噴温泉の泉質はもちろん、大きな浴槽の脇にある小さめの浴槽には麻袋に入った薬草が浮かび、独特の香りを醸す。

休憩室では定番の牛乳の他にも、オリジナルドリンクを楽しめる。

温泉に浸かってさっぱりした後、夜明駅前でシェアサイクルを返却して、
今回の小旅行は終了。

ゆったりのんびり、風景もグルメも文化も温泉も楽しめる大鶴・夜明地区でした！