行ってみたやってみた
「チャリっくす」
電動アシスト付きレンタサイクルで
童話の里をくまなく楽しむ!
2023.03.29
玖珠町は特微的な山々や清流などの雄大な自然が広がるアウトドア観光にぴったりな魅力的な地域。せっかくの自然の中を車で移動するのはもったいなさすぎる。
玖珠町観光協会がはじめた電動アシスト付きレンタサイクルは、玖珠町内を巡るのにとても便利な素晴らしいアイデア
詳しいお話しが聞きたくなり、玖珠町観光協会にお邪魔してみた。
玖珠町観光協会の新川さんにインタビュー。
電動アシスト付きレンタサイクル「チャリっくす」は、玖珠町が自然豊かな風土を活かした観光施策として進めている「玖珠町周遊エコアドベンチャープロジェクト」の一環なのだとか。
「せっかく電車で観光に来てもらっても、駅からの移動手段が少ないので、町内には巡って欲しい観光スポットがたくさんあるのに行動範囲が制限されてしまう。だから、小回りの利く電動自転車で、スタンプラリーやフォトコンテストなども楽しみながらおすすめのコースを走って魅力的なスポットを見つけて欲しい」とのこと。
さらに周遊ルートをはじめ、すべてのサービスを専用のアプリで確認できるので、スマホひとつで玖珠町を満喫できるのだとか。
「テストも兼ねて乗ってみますか?」 とのお声をいただく。最初からその魂胆だったが、その日は、なんと寒さに慣れている玖珠の人も寒いと凍える一日。極寒テストライドとなったが、とことん楽しもう。
納品されたばかりの新品の電動アシスト付き自転車を、ゴソゴソ。
玖珠の自然に馴染むカッコよい色合いの車体に感動。
今日一日よろしくお願いします。
スタッフもテストライド。…顔が硬い。楽しまなきゃ。
玖珠町観光協会の広報担当。ヘルメットの締め方がおぼつかないが、国体にも出場したアスリートさんなんだとか。
それでは「レッツ、チャリっくす!」
これが電動のパワーか。ちょっとした傾斜ぐらいなら全く気にならない。こんなに楽なら童心に帰ってあちこち走り回りたくなる。敵は凍えるような寒さだけ。
コースのチェックポイントのひとつ「道の駅童話の里くす」へ。途中山道もある1㎞ほどの道もスイスイ進み、記念写真をと思ったら…雪が。雪をしのいでしばし休憩。
あったかいものを体が欲したので、お昼には少し早いけどご飯を食べようということになり、
玖珠町の地元で愛される人気店でご飯を食べることに。向かった先は「お食事処金太郎」。
とり天とだんご汁がセットになった「かぐや姫セット」や、玖珠米のチキンライスにトロットロの卵がふんわり乗った「とろとろオムライスセット」が人気メニュー。地元の人で賑わうお店は、やっぱり間違いない。
食レポっぽく紹介する2人と、それを撮影する観光協会の新川さん。
電動アシストで楽勝気分の2人に、ここで提案。 「伐株山コースにアタックしたい」。町中のルートを走る写真ばかりでは、電動自転車の良さが伝わりにくいのだ。標高685.5mとはいえ冬山アタック。無謀だと止められるのかと思いきや、あっさりOK。では、いざ伐株山へ。
心の準備を兼ねて、途中、多くの魅力的なスポットで寄り道しながら行くことに。
小回りがきくって楽しい。大分県に住んでいながら、玖珠は知らないトコばかり。 こんな素敵なスポットがあるとは。
戦車道とフォトスポットの看板。桜の咲く頃には絶景の写真が撮れるのだそう。
玖珠町の憩いスポット三島公園。
取材っぽくはしゃいでもらった。
…。
どんな表情?
晴れてきたので伐株山へ。
電動とはいえ、さすがにちょっとキツい。でも、急な勾配にも関わらず自転車はグングン進む。
この先にあるであろう絶景を目指して。
電動とはいえ、さすがにちょっとキツい。でも、急な勾配にも関わらず自転車はグングン進む。
この先にあるであろう絶景を目指して。
どんどん進む。
上り続けること約30分。
自分の力で登ってくると爽快感が凄いよね。
でも、少々体力は必要なようです。
成し遂げてやった感が出ている新川さん。
最高に気持ちよさそう。
こんな寒い日なので、眼下に広がる景色を独り占めできると思っていたのだが、登ってみるとちらほら人が。
パラグライダー?
近づいてみる。
聞けば地元の人で、ずっとここで飛んでいるのだとか。
とにかく楽しそう。
地元のチョイ悪たちが、華麗に空を舞っているそうだ。
むちゃくちゃかっこいい。
帰りはひたすら下り坂。
気づけば寒さも忘れて楽しんでいた。
たっぷりのおすすめコースが他にも複数あるので、地元の人とふれあいながら何度でも楽しめる。
電動アシスト付き自転車だけではなく、電動キックボードも借りられるらしいので、詳しくは下記サイトをチェック。
【チャリっくす】
https://charix.jp/